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 璽暉リンポチェ猊下 ご降誕日記念特集



 3月11日に満4歳を迎えられた璽暉リンポチェ猊下は、衆生済度のために開祖の血を引いた息子としてこの人間界に降りてこられた救済者です。ご幼少ですが、智慧・功徳・神秘力・四無量心といった覚者の持つ徳すべてを備えていらっしゃいます。ここでは、間近で見た両リンポチェ猊下の素晴らしさをお届けします。


☆かいま見たリンポチェ猊下の魅力☆



皆さんもご存じのとおり、鏡暉皇子は、唐の時代、中国に生まれ、仏教、仙道、そして道教を修め、第四天界である除冷淡天から降りてこられた方です。そして璽暉皇子は、パンチェン・ラマのリインカネーションです。つまり、まだ小さいですが、この二人は最終解脱をしていらっしゃるのです」
(94年12月11日・スメーダー正悟師キーレーンコンサートでの説法より)


★心の成熟

◆子供の仮面をかぶった、子供でない方
 これは両リンポチェ猊下のお話です。
 わたしから見れば、猊下方は子供の仮面をかぶった、子供でないものという印象があります。確かにカルマを受けられたら子供になられますし、子供としか見えない行動を取られることもあります。でも、子供だとはどうしても思えないことも起こるのです。
 鏡暉リンポチェ猊下のお話をすれば、猊下はご幼少のころ、無口で何もしゃべられない方でした。本当にうんともすんとも言われなかったのです。だぁーともあぁーとも言われず、本当に無口な方でした。
 ところがある日、誤って水に落ちたとき、とっさに何か叫ばれたのです。それはちゃんとした言葉になっていて、はっきりと聞き取れました。同じ言葉を三度ぐらい叫ばれて、わたしは「しゃべった!」と思いました。猊下は叫んだ後、はっとしたように口をつぐまれました。
 わたしは、猊下がしゃべられたので、これから言葉を話されるようになるのではないかと、かすかな期待を抱いたものです。ところが、猊下はその後数カ月にわたって、口をきかれなかったのです。
 (アジタナーター・カーリー)

◆何面かの顔を有していらっしゃる
 璽暉リンポチェ猊下は、一歳になるかならないかぐらいのときから、やたら赤ちやんらしくない赤ちやんでした。外見からしてそうで、わたしは一歳年を取られるごとに、二十歳ずつぐらい若返っていったように思います。目つきからして赤ちゃんの目つきでなく、年を重ねた人の目つきをされていました。よだれは本当に出されず、赤ちゃんとは思えないほどでした。
 赤ちゃんらしくない面に関しては、璽暉リンポチェ猊下は何面かの顔を有していらしたのです。あれは当時の年齢を考えると、本当に驚くべきことでした。
 ある人の前での顔と、わたしの前での顔、別の人への顔は、全く別物でした。完壁に使い分けていらっしゃったのです。ある人の前では、本当にかわいらしい赤ちゃんで、わたしの前ではわたしの反応を計算に入れて行動をとられる顔をしていらっしゃいました。
 ある人が、璽暉リンポチェ猊下がおとなしくて内気で心配だと言うと、わたしは、「どこが」と思ったものです。わたしに対して使われた顔は、内気でも、おとなしい顔でもありませんでした。あれは少なくとも、物心が完壁についた人でないと、使えない顔だったと思います。璽暉リンポチェ猊下は、生まれたときから、年を取っていらっしゃったのです。昔から、特別な方だったのです。
 (アジタナーター・カーリー)

★広大無辺な心

◆弟子の修行環境を守ろうとされる璽暉リンポチェ猊下

 科学に関する本を璽暉リンポチェ猊下と読んでいたときのことです。その本には地球を取り巻くオゾン層がどんどんなくなってきている実態について書かれていました。この大気の層は、地球を太陽光線の悪い影響から守ってくれているわけで、この層がなくなることによって、生物に大きな悪影響が生じ、生きていくことができなくなるようです。このことを知られてからというもの、璽暉リンポチェ猊下はその本を何度も何度も繰り返してご覧になり、オゾン層のことを大変気にかけていらっしゃいます。
 また、わたしが温度計を落として割ってしまったことがありました。そのとき璽暉リンポチェ猊下は片づけをしているわたしに対して、「かけらも全部拾い集めなさい。処分してはダメ」と強く繰り返されました。そして「それをくつつけなさい。再生できるよね」と激しく強くおっしゃるのです。破片は細かく散らばっていましたので、わたしは困ってしまいました。また、使った紙等を処分しようとするときも、強く止められるのです。そのようなことが何度か繰り返されました。
 しばらくの間、どうしてなのか全く理解できませんでしたが、やがて、「地球の環境維持」という内容を本で読んだことを思い出しました。猊下のご様子があまりに激しいために、ちょっと信じられない気持ちもありましたが、そのことについてお伺いしてみました。するとまさにそのとおり、猊下は地球の資源がなくなることをとても心配していらっしゃったのです。
 オゾン層についても資源についても、並大抵の心配の仕方とは思えないほど、何度も繰り返されたり、過敏に反応されたりします。わたしは本当に不思議で、「どうしてそんなに心配されるのですか」とお尋ねしました。すると猊下は、「地球がなくなると、みんなの修行するところがなくなるでしょ」とお答えになったのです。
 猊下はまだご幼少ではあられますが、弟子の修行環境を守ることをこんなにも切実な問題ととらえていらっしゃることを知りました。
     (皇子奉仕係A)

◆細やかな心遣い
 璽暉リンポチェ猊下がまだ二歳のときのことです。ある日、「焚き火をしよう」ということで、薪を集めて火を起こそうとしました。すると璽暉リンポチェ猊下が、「虫がいないか見て」とおっしゃいました。そしてよく見てみると、その木には小さい虫がたくさんいたのです。こうして璽暉リンポチェ猊下のおかげで、殺生をしないですんだのでした。(A師補)

◆見事な連携 一年半ほど前のことです。わたしは猊下方と遊ばせていただいたことがありました。そして、特に鏡暉リンポチェ猊下はわたしのカルマを落としてくださいました。ところがそのカルマ落としがとてもつらくて、わたしはいく度となく自分のカルマの悪さに卑屈になっていました。
 その日も鏡暉リンポチェ猊下がわたしのカルマを落としてくださっていました。猊下はわたしに、「外にずっといるように」とおっしゃいました。そこでわたしは開き直って、「まあカルマを落としてくださっているのだから、おっしゃるとおりにしよう」と思い、ずっと外にいました。
 そのとき璽暉リンポチェ猊下もずっと一緒にいらっしゃったのですが、わたしの方に近づいてこられました。そして璽暉リンポチェ猊下は、「中に入れてあげるから来て」とおっしゃって、わたしの手を引っ張られ、家の中に入れてくださったのです。わたしは猊下の優しさに感激して、涙が出そうになりました。
 また、このことがきっかけとなって、わたしは 「カルマを落としていただけるのはありがたいことなんだ」と心から思えるようになってきました。それまでは、頭ではそう思い込もうとしても、心は納得できていない状態だったのです。そしてこの心の変化を境に、鏡暉リンポチェ猊下のカルマ落としも嘘のようになくなり、とても親しく遊ばせていただけるようになりました。
 どうもお二人にはそれぞれ役割分担があるようで、その見事な連携には驚かされます。それから、遊びの中でいじめ役といじめられ役を決めて遊んでいるときでも、璽暉リンポチェ猊下は「いじめちゃダメー」と、必死でいじめられ役の方をかばおうとされることが何回もありました。それが本当に一生懸命なので、すごいなあと思いました。           
      (A師補)

◆猊下の優しさ
 二年近く前のことです。公園で皇子方と遊ばせていただく機会がありました。そのとき鏡暉リンポチェ猊下は大きいテーブルの上に乗られて、椅子に座っているわたしを力いっぱい押してこられました。たぶんわたしのカルマを落とそうとされていたのだと思います。そして何回も押されて、わたしはついに座ったまま後ろに倒れてしまい、ようやく手で体を支えていました。ちょうどブリッジのような姿勢になったわけです。すると鏡暉リンポチェ猊下は、わたしのお腹や胸の上に乗ってこられて、今度はそのブリッジの姿勢をつぶそうとされていました。
 そこに璽暉リンポチェ猊下がいらっしゃって、何とわたしがつぶれないように背中を下から手で支えてくださったのです。お体はとても小さくていらっしゃるのですが、わたしを助けようと一生懸命なのです。まだ二歳になられて間もないというのにと、わたしは本当にびっくりしてしまいました。          
        (M師)

◆開祖の化身
 璽暉リンポチェ猊下に名前を呼ばれ、何度もハッとしたことがあります。開祖と本当によく似ていらっしゃるのです。ご幼少であられますから、もう少し成長されてからならわかります。しかし、わたしが初めてこのように感じたのは、まだ猊下が二歳の初めごろのことでした。
 呼び方だけではなく、いろんなお言葉やご様子などについても、だれがお教えしたわけでもないのに、開祖にとてもよく似ていらっしゃり、また威厳がおありになることをずっと不思議に思ってきました。このことも猊下が開祖の化身でいらっしゃる証拠なのだろうと思います。
 猊下の慈悲のヴァイブレーションは、謙虚な心をなくしがちなわたしにとっては、本当にありがたく尊く思われます。このヴァイブレーションに包まれると、自己の倣慢さ等を謙虚に見つめ、素直に反省することができるからです。
 猊下のおそばに行くと、反発しがちな心がなくなり、感謝の念と、「慈悲のお心にお応えしなければ」という向上心がわいてきます。
 各部署の上に立つ立場の方はわかると思いますが、相手の心に何のわだかまりも持たせず、このように自然に意欲を持たせて導いていくことは、大変難しいことだと思います。璽暉リンポチェ猊下はまだようやく四歳になられたばかりでありながら、すでにこのように他の人ではできない素晴らしい導きができるということも、やはりまさに開祖の化身であられるということなのだと思います。         
  (皇子奉仕係A)

◆供養の果報
 これは璽暉リンポチェ猊下のご降誕日のことです。そのときわたしは璽暉リンポチェ猊下のお食事を作らせていただいていました。璽暉リンポチェ猊下を観想し、ひたすら供養の詞章を唱えながら、それを続けました。そして夜明けぐらいの時間になり、いったんお供物を作り終えたわたしは、少し睡眠をとることにしました。「今日は功徳を積めたかな。積めていたらいいな」と思いながら。
 眠りに入ったわたしは、「修行をしなければ」と思って蓮華座を組み、息を吸って吐き、クンバカをしようとしました。するとそのとき、ものすごいエネルギーが上方に向けて吹き上がったのです。それはわたしの体よりもずっと大きな、気持ちの良いエネルギーでした。それは、出入息している最中、ずっと続いたのです。そして実際にクンバカしたときは、出入息のときとは比べものにならないほどのエネルギーが吹き上げ、それがずっと続いたのでした。この現象は、夢の中で修行をしている間ずっと続きました。
 わたしは夢の中で修行をしながら、「これは璽暉リンポチェ猊下のお力に違いない」と感激していました。そして本当に猊下のお力は素晴らしいと思ったのです。        
            (皇子奉仕係B)

◆猊下の強いエネルギーを受けて
 これは鏡暉リンポチェ猊下にまつわるお話です。体調が悪かったわたしは、ガージャ・カラニーをしようとお風呂場に行きました。するとそこへ鏡暉リンポチェ猊下が来られたのです。じつとわたしをご覧になっているので、「汚いですよ」と申し上げると、猊下は「いいの、見たい」とおっしゃいました。
 その日は特に体調が悪く、また猊下がご覧になっているということもあり、わたしは緊張のあまり、水を吐き出すことができなくなってしまいました。すると、それをご覧になった猊下は、わたしの背中をぽんぽんぽんっと何回か軽く叩いてくださったのです。その途端、恐ろしいほどのエネルギーが上に吹き上げました。そして、あれほどに出なかった水が、その瞬間にゴボツと口いっぱいに吹き出したのです。
 普段は口いっぱいに出てくることはほとんどありません。その後、背中から徐々に熱を発していき、ものすごく熱くなりました−−もともと汗をかかないわたしが、汗をだらだらと流すほどに。そして、あれほどまでに調子が悪かったのが、すっかり元気にもなりました。これは尊師と接したとき以外には体験したことのない、貴重な体験でした。         
     (皇子奉仕係B)

◆開祖と同じエネルギー
 信徒さんのアビシェーカのお手伝いをしていて富士にいたときのことです。アビシェーカが終わり、鏡暉リンポチェ猊下が道場に上がってきてくださいました。集まった信徒さんとサマナに対して「修行頑張りなさい」と三回お声をかけてくださったのです。
 猊下が壇上に立たれたときからでしょうか、ものすごく大きくて純粋透明なエネルギーがわたしたちに向かって流れてきました。あんなに小さいお体からどうやって、と思えるほど大量のエネルギーが注がれてきました。
 身体を貫くような強いエネルギー。水晶のように澄んでいて慈しみに満ちたヴァイブレーション。「ああ、グルだ!」そう思いました。せきを切ったように涙があふれて止まりませんでした。そのエネルギーは開祖以外には感じたことのない懐かしいエネルギーでした。  
(●●●●)

◆もたらされた体験
 富士の道場へ行ったときに、鏡暉リンポチェ猊下の説法を聞く機会に恵まれました。猊下が説法を始められた途端、快いエネルギーの上昇を感じることができました。名古屋へ帰り、立位礼拝を行なったとき、初めて甘露が落ちるのを感じました。       (名古屋支部 ●●●●)

★カルマを背負ってくださる

◆夢の中でも現象界でも、絶えず見守ってくださる猊下
 そのときわたしはあまり調子が良くなかったので、部屋で休んでいました。すると、このような夢を見たのです。
 ある奉仕係の方が部屋に来て、「鏡暉リンポチェ猊下がお呼びです」 とわたしを起こしました。そこで鏡暉リンポチェ猊下の所まで行くと、鏡暉リンポチェ猊下はわたしを手でバシバシと叩かれたのです。
 そのあとすぐに、電話の音で本当に目が覚めました。その電話は、夢の中に出てきた奉仕係の方からで、「鏡暉リンポチェ猊下がお呼びです」とのことでした。わたしは緊張しながらも、急いで鏡暉リンポチェ猊下の所に行きました。すると、お会いした途端、鏡暉リンボチェ猊下がニコニコしながらわたしを叩かれるではありませんか。夢の中で叩かれて、ある程度元気になっていたのですが、現象界でも叩かれて、わたしはとても高揚した気分になりました。
 その後猊下は、「もう帰っていいよ」とおっしゃったのですが、このときわたしは、尊師がいらっしゃったころに、これと似たような経験をしたことを思い出しました。そして驚きと同時に、「猊下は尊師と全く同様に、絶えず見守ってくださっているのだ」という喜びに包まれたのです。 (皇子奉仕係C)

◆弟子のカルマを背負われる猊下
 以前わたしが極厳修行に入っていたときのことです。指導についてくださっていた正大師や正悟師方はじんましんを出されていました。そしてそのことについて開祖から、「修行者のカルマを受けている現象だ」とお聞きしました。
 猊下も、多くのサマナのカルマを引き受けてくださっています。そのため、夜もお休みになれないほどのかゆみがよく続きます。わたしが奉仕をさせていただいてから今日まで、猊下がしっかり安眠された日は本当に少なく感じます。毎晩背中のかゆみが続き、それがようやく治まったかと思えば今度は他の部位、そして今も膝の裏など何カ所も赤く腫れ上がらせて、かゆみを訴えられています。
 「かゆいかゆい」とおっしゃりながらも、猊下はサマナに接されます。しかし、普通の子供が喜びそうな、楽しそうでにぎやかな所にはほとんど興味を示さず、強く拒否されます。もともと煩悩破壊していらっしゃるせいと、ご自分の状態をご自分で管理していらっしゃるためだと思います。
 物質的な物にもほとんど興味を示されません。おもちゃなどを欲しいと口にされたりするときも稀にありますが、本当にカルマを受けられたときの表面的なものに感じます。それはすべて一時的にちょっと口に出されるだけで、それが手に入らなくても、あとは気にも留められないからです。こちらから「これはどうですか」とお勧めしても、たいていの物は必要とされません。必要とされても、何度かお聞きしてようやくというようなことがほとんどです。  今まで奉仕をさせていただいて、「ちょっと違うな。いつもと違って興味がおありになるのかな」と思ったのは、ご自分から「法具と数珠と十戒が書かれた張り紙が欲しい」とおっしゃったときだけでした。
(皇子奉仕係A)  
             
◆動けないほどの腹痛を消していただいた
 ある日のことです。わたしは動けないような腹痛に襲われ、奉仕もできずに寝込んでいました。猊下に奉仕をすることもできず、ただただうめきもがくことしかできなかったのです。
 そのときそこへ、たまたま璽暉リンポチェ猊下がいらっしゃいました。猊下はわたしの顔をのぞき込んで、尋ねられました。
「どうしたの?」
 わたしは猊下のお顔を見る余裕もなく、うめきながらお腹が痛いことをお伝えしました。
 それを聞かれた猊下は、突然わたしのお腹の上に飛び乗って、ボンッボンッと飛び跳ねられたのです。わたしはとても調子の悪い状態でしたし、「こんなことをされて、猊下はカルマを受けられるのではないか」と非常に心配になりましたが、猊下は飛び跳ねると、何事もなかったかのように行ってしまわれました。  そのときわたしは、腹痛がなくなっていることに気づきました。もがき苦しみ、何もできなかったほどの腹痛が、猊下が数度お腹の上で飛び跳ねられただけで、嘘のように消え去っていたのです。
(皇子奉仕係B)

◆心身を癒してくださる猊下
 昨年の夏のことです。わたしは精神的に落ち込み、心は暗い状態でした。そんなある日、猊下方のお出かけにご一緒させていただく機会を得たのです。
 璽暉リンポチェ猊下のあとについて歩いていると、突然猊下がわたしに「抱っこ」とおっしゃいました。普段は猊下が皇子奉仕係以外の人にそのように言われることはないので驚いたのですが、猊下を抱っこさせていただきました。そうしてしばらく歩いていると、何ともいえない安心感に満たされ、暗かった心が嘘のように落ち着き、安らぎ、帰るときにはすっかり明るい心の状態に戻っていました。
 また、このようなこともありました。猊下方と外で遊ばせていただいたときのことです。そのときのわたしは長期の修行を出たばかりで、カルマの解放によって左足が動かなくなっていました。そこであるサマナにその話をしていると、それまでわたしの横で遊ばれていた鏡暉リンポチェ猊下が、突然わたしの左足にしがみつかれました。そしてそのまま放そうとされなかったのです。その日を境に、ほとんどまともに動かなかったわたしの足は、快方に向かいました。
 猊下方はわたしたちの心の状態を常にご覧になり、けがれたカルマを背負ってくださっているのだと感じた出来事でした。

        *       *
 わたしには慢性的な持病があり、それを治すための修行を以前尊師に伝授していただいていました。そして一昨年の夏、長期の修行に入る機会があり、約一カ月間集中してその修行を行なったのですが、日ごろの浄化が遅れているためか、結果が出ないままに修行期間が終わってしまいました。
 昨年の秋、再び一カ月間の修行の機会に恵まれました。そのときは精神的に調子を崩していたので、教学中心の修行になりました。そのため、尊師に伝授された修行には、一昨年の長期修行のときの半分ぐらいしか時間を割けなかったのです。それにもかかわらず、一週間もするとみるみる体調が良くなり、修行を終えるころには、それまでとは比較にならないほど体調は回復していました。初めは、なぜ今回に限ってこんなに早く結果が出たのか不思議だったのですが、よく考えて見ると、やはり思い当たることがありました。
 このときは、修行に入る一カ月前から、猊下方が毎日のように六〜八時間も集中的に接して、一緒に遊んでくださっていたのです。それによって、猊下方がわたしのカルマを背負って、浄化してくださったのでしょう。案の定、わたしが修行を終えて部署に帰ってみると、猊下方はわたしが修行に入った直後から、かなり長期に渡って調子を崩されたということをお聞きしました。
 日ごろ、子供のように振る舞ってわたしたちと接しながら、多くのけがれたカルマを背負ってくださる猊下に対し、わたしは感謝の気持ちでいっぱいになりました。
  (カーマパーナ・ウッガタ・ヴァジラチッタ・ムッタ)

★神秘力

◆不思議なお力
 その日、璽暉リンポチェ猊下とわたしは、コンピューターを利用してすごろくのようなことをやっていました。璽暉リンポチェ猊下は、コマが行ってほしいところを指して、あそこへ行ってとおっしやるんです。でも、さいころを振って計算するのはコンピューターですから、適当に進めることはできません。
「うーん、そこは、ちようど四が出ないと行けません」
 そこに行ってとおっしゃったので、わたしは言いました。
 それからさいころを振ったら、ちょうど四が出たんですね。
「そこはちょうど三が出ないと行けません」
「ちようど一が出ないと」
「そこは五ですね」
 言った数が、続けて出続けたのにはちょっと驚きました。そこに行って!とおっしゃったところには、ちゃんと数字が出てくるんです。コンピューター相手のちょっと不思議な話でした。 
    (アジタナーター・カーリー)

◆嵐を予知される
 これは璽暉リンポチェ猊下のお話です。庭に出られていた猊下が家の中に入ろうとしたとき、風が吹き抜けたんですね。そのときに猊下が、ぼそっとおっしゃったんです。
「嵐になるね」と。
 風はそんなに強かったわけでもなく、嵐の前兆の強風という感じではありませんでした。だからそれを聞いたときわたしは、「嵐になるのか」と妙に納得し、その一言が印象に残っていました。それは日が暮れてすぐぐらいのときの出来事でした。果たしてその夜、璽暉リンポチェ猊下のお言葉どおり見事に嵐になりました。
  (アジタナーター・カーリー)

◆良い条件を整えられる
 ある大きな買い物に関して璽暉リンポチェ猊下にご相談したときのことです。猊下は周囲の人の予想とは全く違った物を買うように意思されました。
 わたしはあまりの意外さに驚き、その選ばれた品物に関する心配な点を強くお伝えしました。しかし猊下は全然それには心を動かすご様子もなく、平然としていらっしゃいました。わたしはなおも、「その品物では、良い条件の物は見つかりませんよ」などと訴え続けました。すると猊下は静かに、「探せば見つかるよ」とおっしゃいました。そして、品探しが始まりました。わたしは(申し訳ないのですが)半信半疑で知らせを待ちました。
 後日、まさに猊下のおっしゃるとおり、理想の品を見つけ、購入することが決まりました。わたしたちが無理だとあきらめていた品の方に、猊下のおっしゃるとおりに、わたしたちの要求にぴったりのものがあったのです。
 このようなことが何度もありました。みんながだいたい納得するような状況で猊下にお伺いすると、却下されます。そして猊下の意外なご判断に皆が戸惑っていると、しばらく後に、もっと良い条件が整っていくのです。 
(皇子奉仕係A)

◆弟子のけがれを指摘してくださる偉大なグル
 これは二年ほど前、富士山総本部道場が閉鎖される日のことです。式典が終わっても、多くのサマナがその場に残っていて、皇子方と遊ばせていただく機会に恵まれました。そしてわたしもその場にいたのですが、なんと璽暉リンボチェ猊下のおそばに座らせていただくことができたのです。
 このとき、わたしはある皇子の方とお話をすることができ、あまりのうれしさに、つい掉挙になってしまいました。ところがそこでわたしの心の中で慢が生じたのです−−「わたしは今、皇子の方と遊ばせていただいているんだ……」と。その瞬間、後ろの方から璽暉リンポチェ猊下の激しく訴えられる声がしたので振り向くと、わたしを指差し、「この人は何なの!?」と、怒ったような、泣きそうな感じで、奉仕係の師の方に激しく訴えられていました。
 璽暉リンポチェ猊下のご様子をよく見ると、明らかにわたしのけがれた慢のご指摘だということがわかりました。気がつくと、わたしは猊下の前にしゃしゃり出たかたちで座ってたのです。わたしははっとしました。そして、自分がグルに対して傲慢な態度を取っていたこと、そして慢が強く生起していたことを証智させていただきました。慚愧の念がわき、けがれた自分が恥ずかしくなりました。そこで、すぐその場から退きました。
 するとその途端に、それまで激しく叱責されていた璽暉リンポチェ猊下がそれをおやめたなったのです。そしてまた静かにお遊びになり、おそばにいても穏やかに接していただけました。
 その後もしばらく遊ばせていただきましたが、やがて住居に戻るためにその場を離れることになりました。そこで、
「また今度遊んでくださいね」と、璽暉リンポチェ猊下にお願いしたところ、
「どうして?」とおっしゃったのです。おそばにいた師の方によると、それは「今度″ではなく、今遊んでいるのだから、今に集中したらいい」ということのようでした。よく考えると、「また今度ね」という言葉は、凡夫の子供と遊んでいるときに使う、曖昧な別れの言葉であるということに気がつきました。お体は小さくても、弟子の心を読まれ、それを指摘され、カルマを落としてくださった偉大なグルに対して畏敬の念が生じました。
 そして猊下方がその日の後、体調を非常に崩されていたということを、後日『覚醒の時』で知りました。  
         (パティドゥハナ・パンニャッター)


<わたしたちのグル>
 ☆リンポチェ猊下の祝福☆

 わたしたちがリンポチェ猊下をしっかりと観想するならば、わたしたちに祝福が与えられ、わたしたちの修行を進めてくださることは間違いありません。ここではいくつかの体験談をご紹介しましょう。

★現象界での距離を超えて見守ってくださる
 昨年の後半、わたしは様々なストレスにより自己の煩悩に翻弄され、自己のなすべきワークもごまかしながらしかできない状況になってしまいました。
 結局十一月の半ばに修行に入れていただくことになったわけですが、そのときわたしの夢の中には猊下方が出てこられ、いろいろと励ましてくださったものでした。修行に入る前はあまり猊下方と接することはなかったのですが、夢の中や瞑想中のヴィジョンの中によく出てこられたのでした。
 夢の中では、ちょうど自分が修行していた場所に猊下が来られました。どうやらわたしの様子を見に来られたようでした。また、立位礼拝中にも、そばで猊下方に見守っていただいているヴィジョンを見ました。やはり現象界であまりお会いする機会がなくても、このようにグル方はしっかりと見守ってくださっているのだと、うれしく思いました。それと同時に修行に入る前の自己のけがれに対して、心から懺悔することができました。
(カーマ・パハーナ・ジョーティ・ヨーダ)

★猊下はいつも見てくださっている
 以前セミナーに参加させていただいたときのことです。このときは何日間も寝ない、食べないで懺悔をさせていただいていました。
 あと少しで終わりというときになって、わたしは、それまで何日間も懺悔の詞章を唱えていたのに、全く懺悔ができていないことに気づきました。形だけやっていて、心は別な思いにとらわれていたのです。そこでわたしは後悔し、涙が出てきました。しかし、それから五分もしないうちに、最後の究寛の瞑想の時間になってしまったのです。わたしは、「何も懺悔することができなかった。何日間も無駄にしてしまった」と悔やみながら瞑想に入りました。
 するとどうでしょう。鏡暉リンポチェ猊下と璽暉リンポチェ猊下がわたしの頭をなでに来てくださったのです。目を開けて見たわけではありませんが、小さなとても優しい手でした。
 本当にグルを意識すれば、わたしのようなサマナでもグル方は見ていてくださるということを、このとき教えていただきました。
   (カーヤヴェーガ・ダーキニー)

★アストラルでの蘇生
 以前、わたしはカルマを受けすぎて心臓が止まってしまった−−つまり死んでしまったことがありました。そのとき、アストラルに両リンポチェ猊下が現われて、わたしのアストラルボディをいじられていました。わたしは猊下が蘇生をしてくださっているのがわかりました。それによってわたしの心臓は再び動き始め、生き返ることができたのです。そしてこの体験のあとは、わたしの心がそれまでよりも大きく広がったように感じられました。
 また璽暉リンポチェ猊下を観想していたときに、猊下の深い慈愛、そして自己犠牲の心をとても強く感じたことがありました。しかもそれは、言葉では表現できないようなとても広大なものでしたので、わたしは感動して涙が止まりませんでした。(ヴァジラハーサ師)



★子供たちの体験
 サマナの子供たちは、両リンポチェ猊下と直接お会いする機会はないのですが、猊下方への思いは強く、猊下方をとても尊敬しているようです。そして、夢にも猊下方が頻繁に出てくるようです。ただそれがあまりにも日常茶飯事なので、見て当たり前で、気にも留めていないような印象もあります。また、目が覚めると忘れてしまうことも多いようなので、ほんの断片ということになるとは思いますが、子供たちの体験をお伝えいたします。これは子供たちの 親から報告されたものです。
  (アンタラー・ティーニラタナー)


 九七年十一月ごろ、修行に集中していなかった時期に、璽暉リンポチェ猊下から 「しっかり修行しなさい」と怒られた夢を見ました。鏡暉リンポチェ猊下ご降誕祭が始まる前に仮眠をとっていたときも、鏡暉リンポチェ猊下と一緒に立位礼拝をさせていただく夢を見ました。また、両リンポチェ猊下と一緒にスキーをした夢を見ました。K君は「猊下方をお守りしなければならない」という意識が強く、「将来は猊下方の警備になりたい」と言っています。    
           (K・Y)


 開祖のメッセージ「鏡暉を中心とした……」を三百回唱え終わった後、両リンポチェ猊下に誘っていただいた夢を見ました。言葉はなかったのですが、指で指し示していただいたそうです。
              (M・S)


 修行をよくしていた時期に、名古屋支部で両リンポチェ猊下から法則を説いていただきました。
(K・T)

 両リンポチェ猊下と一緒にプールで泳いでいる夢を見ました。また、特に頑張って修行していた時期には、両リンポチェ猊下と一緒に修行をさせていただく夢を見ました。
 (Y・K)

★璽暉リンポチェ猊下のエンパワーメント
 ある時期、慣れないワークをしていたわたしは、いつもグル方に「ワークがうまくいきますように」と懇願していました。そしてそのワークが何とかひと段落ついた夜のことです。
 わたしの夢に鏡暉リンポチェ猊下と璽暉リンポチェ猊下が出てこられて、祭壇の前で一緒に遊んでいただいていました。すると璽暉リンポチェ猊下が近づいてこられたので、わたしは自然な感じで璽暉リンポチェ猊下を抱っこしました。すると、璽暉リンポチェ猊下の心臓の鼓動がわたしの心臓に「どっくん、どっくん」と伝わってくるのです。わたしは、「あ、エンパワーメントをしてくださっているんだ」と思いました。璽暉リンポチェ猊下のエンパワーメントは初めてのことでしたので驚きました。目が覚めてもその感覚はリアルに残っていました。
 その後に瞑想をすると、猊下が観想しやすく、瞑想がそれまでよりも深くなり、心臓が圧迫され、短い呼吸の停止が頻繁に起りました。  
  (ララナー・ネッカンマ・ムッタ)

★歓喜状愚へ導かれる
 平成九年十一月十六日午前四時三十分ごろ。夢の中で、わたしは映画の試写会場のようなところに座っていました。わたしのすぐ後の列にヤソーダラー正大師とある皇子(だれだかわからなかった)が座っておられました。
 しばらくすると、三歳ぐらいの子供
(たぶん璽暉リンポチェ猊下)がわたしの右腕を「キャッキャッ」と言いながらくすぐり始められたのです。わたしは「くすぐったいなあ」と思っていると、今度はわたしのヴィシュヌ結節の少し上辺りに手を置かれて、そこをこすり始められました。わたしは「あ〜〜〜、そこ、詰まっているんだ」と思いながら気持ちよくマッサージを受けていると、突然ものすごいエネルギーが上昇して、全身がものすごい歓喜で満たされました。そのあまりの歓喜に呼吸が止まりそうになったのです。そして十秒から一分ぐらいしてその歓喜が薄らいできたところで夢から醒めました。その後もしばらく全身がしびれていました。  なお、わたしは何も得意になってこの体験を書いているのではありません。スゴイのはわたしではなくリンポチェ猊下です。さすがに尊師がグルと認定なさった方々だと思いました。
         (期間を有する者)


★幸せな気分に
 わたしが夢の中で道を歩いていたときのことです。後ろからだれかが「トテトテトテ……」と小走りに追いかけてきました。そして、まるでラグビーのタックルをするかのように、わたしの腰に飛びつき、組み付いてきたのです。
「わっ!何だ?」 と驚いて後ろを見ると、璽暉リンポチェ猊下がわたしにしがみついていらっしゃいました。第一回目の夢はそこで終わりました。
 それから三〜四カ月後、第二回目の夢を見ました。道を歩いていて後ろから璽暉リンポチェ猊下に組み付かれたところまでは、第一回目と同じです。今度はさらに、猊下が必死になってわたしの上半身によじ登ろうとされるのです。そこでわたしは、
「先月もわたしに組み付いてこられましたね」 と言いながら、猊下を前に抱え上げて、
「抱っこ」をさせていただきました。
 すると猊下は両手をわたしの背中に回して、強くぎゅっとわたしにしがみついてこられたのです。猊下の肌が触れる感覚や体温もリアルに感じられました。それと同時に、非常に幸せな気分となり、心が和んだことを覚えています。  これまでは、猊下を直接拝見する機会が極めて少なかったせいか、猊下を開祖のように意識することが比較的難しかったのですが、この体験があってからは、かなり身近に感じることができるようになりました。そして、猊下がアストラルを通じて常にサマナにエンパワーメントをしてくださっているのだとわかると、ますます帰依の気持ちが強まっていくのを感じました。
(ラフチッタ・ヴィナヤ・パデーナムッタ)

★ご生誕の時間に
 昨年の三月、璽暉リンポチェ猊下のご生誕日のその時間に、道場で灯明を供養させていただきました。正座して手を合わせた瞬間、上半身が中腰になるまで跳ね上がってしまいました。このようなことはわたしにとっては初めてのことです。日ごろのわたしはまだ左右の管で詰まっているらしく、振動が起きても、左右の揺れが起きるだけで、ダルドリー・シッディも起きたことがなかったのですが、このときは思いがけなく真っすぐ上方に引っ張り上げていただいたという感じでした。
           (●●●●●)

★引き上げてくださる

 ある日、夢の中で友人とおしゃべりをしていたときのことです。心の中でその人に対してとてもよこしまな、嫌な心の働きをしてしまいました。
 するとその瞬間、わたしの周りが暗くなり、黄色の光が差してきて、とても恐ろしい大きな黒い顔がわたしにに迫ってきたのです。そしてわたしの体はどんどん下に落ちていきました。そのあまりの恐ろしさに、きちんと観想できないながらも、
「リンポチェ猊下、リンポチェ猊下!」 と必死に叫びました。すると落下が止まり、体がファーッと上へ上へ上がっていき、わたしはとても安心することができました。
 そのころは教祖が交替されたばかりで、両リンポチェ猊下に対しても、まだ「グル」という実感がなかなか持てていなかったのですが、「ただ『リンポチェ猊下』とお呼びしただけで、こんなに引き上げてくださるとは」と大変驚きました。
   (斉サマナM・Y)

★夢の中でのアドバイス  わたしは職場へ行くとどういうわけか、ものすごく強い嫌悪が出るので、自分自身の邪悪心に悩んでいました。
 何カ月もそのような状態が続いていたある日、鏡暉リンポチェ猊下と璽暉リンポチェ猊下が夢に出てきてくださいました。普通の子供と変わらない格好で、職場のわたしの前の机の上にお立ちになると、「こんなときこそ、四無量心の聖慈愛の瞑想をするように」とアドバイスを与え、わたしの左まぶたを触ってエンパワーメントを施してくださいました。
 わたしは両リンポチェ猊下にお会いしたこともなく、また教祖交替後すぐの出来事でしたので、非常に驚きました。なぜならわたしの状態をよくご存じで、それにぴったりのアドバイスをいただけたからです。「グルは本当に一人一人のサマナ・信徒を見ているのだなあ」と、新しいグルに感謝と尊敬の念を持ったのでした。
         (大阪支部 ●●●)

★取ってあげるね
 そのときのわたしは、あることで悩んでいて、落ち込んだ気分でした。修行をしながらも、心はそれにとらわれていて、とても暗い意識状態でした。  わたしは猊下を強く観想しながら、 「グル、どうしたらいいんでしょうか」 「グル、何とかしてください」と思っていました。その後、究寛の瞑想に入りました。わたしのアージュニァー・チァクラより少し上の辺りで、両猊下がとても楽しそうに走り回っていらっしゃいました。その中でのわたしは、少し離れた所で見つめていました。
 すると、鏡暉リンポチェ猊下がピタリと足を止め、こちらを振り返り、わたしをしばらくじっと見つめられました。そして、「取ってあげるね」と、これは言葉というよりもヴァイブレーションで伝わってきました。「取ってあげる?」と思ったとき、起こされてヴィジョンは終わりました。しかし、その後、わたしはさっきまで悩んでいたことが嘘のように、すごく心が軽くなっていることに気づきました。とてもうれしく、ありがたく思いました。
 本当に苦しいとき、自分ではどうしたらいいかわからないとき、真剣にグル方にすがれば、グル方は必ず救ってくださいます。それは、直接的なものだけではなく、示唆的に解決方法を指し示してくださったりとか、かたちは様々ですが、本当にいつもよいタイミングで何かの現象が現われます。
 これは、長期の修行に入っていたときのことです。わたしは、座ったままで、シャヴァアーサナをとっているみんなを見つめていました。とてもうれしい気持ちがわき上がり、グル方に「こうしてみんなが思いきり修行できるって、本当に素晴らしいことですね!」とお伝えしたい気持ちでした。
 そういう気持ちのまま、いつしかうとうととしていました。夢かヴィジョンかわからないのですが、ふっと顔を上げたとき、祭壇前に、鏡暉リンポチェ猊下がいらっしゃったのです。そして、シャヴァアーサナをとっているサマナの顔を、一人一人順番にのぞきこんでいらっしゃるのでした。それは、一人一人の状態を観察していらっしゃるように見えました。目が覚めたときに、「グル方はいつも、こうやってわたしたちのことを一人一人見てくださっているんだ」と思って、とてもうれしく思いました。
(プリサ・ラーガンドゥ・チダ・サッダンメーナ・パンニャッタヴァッダー)

★カルマを引き受けてくだきる
 わたしは、ときどき夢に鏡暉リンポチェ猊下が出てきてくださいますが、それによって救われた経験をお伝えします。
 自分のカルマと受けたカルマが原因していると思うのですが、夜からルン・トラブルになり、気管支炎のような症状が出てきました。時間が経つにつれ、どんどんひどくなってきて、とても息がしづらく、苦しくて夜中もそれで寝ることもできませんでした。懺悔をしたり、他の詞章を唱えたり、いろいろと工夫したりもしましたがよくならず、これはグル方にお頼みするしかないと思い、グル方に「どうか助けてください!」と思念していたら、知らないうちに意識が飛んでしまっていました。
 そうすると、夢に鏡暉リンポチェ猊下が出てきてくださって、一緒に遊んでいただいたり、いろんな指示を受けて、わたしがご奉仕させていただいているといった、今まで見たよりも結構長い夢を見ました。目が覚めて気づいたら、ルン・トラブルはだいぶ治まっていました。きっと鏡暉リンポチェ猊下がわたしのカルマを受けてくださったに違いないと思い、申し訳ない気持ちと、感謝の気持ちが込み上げてきました。 
  (メーカラダーイカー師)